「図面にできない」 をカタチにします

坂硝製作所

1968年に独立以来、50年にわたり理化学実験器具を中心としたガラス製品の加工を手がける坂硝製作所。大手メーカーや研究開発者の要望に応える提案力と技術力で、他社にはできない加工を実現し、ガラス加工の駆け込み寺的存在となっている。

理化学硝子器具製造
Sakasho

坂硝製作所

住所
〒136-0072 江東区大島7-33-2
tel
03-3682-2201
fax
03-3637-1424
代表
遠藤 哲美

「どうしたら実現できるか」を考え、提案できる心強いパートナー

「これまで、お客様のご要望は99%叶えてきたと思います。それが強みといえば強みかな…」そう謙虚に語る遠藤社長。
同社の持ち味は、長年の経験で培われた提案力。クライアントの「こんな実験をしたい」という要望をもとに、実験器具の影も形もないところから、打合せを重ねて具現化していく。ガラスの特性を知り尽くした社長自ら、形状や材質を提案し、実現が難しい場合は必ず代案を出すことを心がけてきた。

打合せの場で意見を出し合いながら、その現場で器具をつくり上げることもあり、実践的かつ柔軟な提案力に触れた研究者の間で「坂硝なら、なんとかしてくれる」という評判が広まる。つくば産業技術総合研究所等の独立行政法人や大手民間企業の研究所など、多数のクライアントからの信頼は厚い。

卓越した技術力で、ガラス製品を用いた最先端の実験に貢献する

もうひとつの武器は、繊細な加工を施す技術力。1,600~2,000度の熱を加えるガラス加工は炎の温度が高いほど難しくなり、ガラス管とガラスパーツの接合ひとつとっても、一瞬の油断も許されない。両手の指を細かく動かし、融合していく。脆くなりがちな接合部には均一に火を入れて強度を高めるなど、高精度・高品質の製品を生み出す技術に目を見張る。
難度の高い実験は結果が出るまで数年かかることもあり、完成した器具での実験が成功すると、安堵と同時によろこびもひとしおで、それが遠藤社長のやりがいとなっている。

以前、他業種の企業から「プラスチックや金属製のプロダクトをガラスでつくれないか」と相談を受けた経験があり、今後も自らの加工技術やガラス製品が、ガラス業界以外でどのように応用・転用できる可能性があるのかを探りたい、と話す。地元の小学生へ向けた工場見学も受け入れるなど、ガラス加工の可能性を信じ、さらなる事業発展と技術の継承に意欲を燃やす。