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株式会社ナカジマコーポレーション

1919年創業の玩具メーカー。セルロイドやソフビの人形を幅広く手掛けていたが、現在はぬいぐるみのトップブランドとして業界内で知られている。OEMで高い評価を得る一方、オリジナル商品「かえるのピクルス」のファンも多い。

ぬいぐるみの企画・製造・販売
Nakajima corporation

株式会社ナカジマコーポレーション

住所
〒136-0071 江東区亀戸6-1-8 亀戸トーセイビルⅡ
tel
03-5875-0158
fax
03-5875-0598
代表
伊川 慎一
URL
https://nakajimacorp.co.jp/

子供だけでなく大人にも愛される「かえるのピクルス」生みの親

2020年、ナカジマコーポレーションはオフィスを移転し創業の地・亀戸に戻った。オリジナルキャラクター「かえるのピクルス」の聖地とも言える亀戸にはピクルスの公式ショップがオープンし、週末にはピクルスを連れて亀戸観光をするファンの姿も見られる。
ノンキャラクターのぬいぐるみの一つとして誕生したピクルスだったが、みるみるうちにファンが増え、ナカジマのオリジナルキャラクターとして定着した。子供のみならず大人のファンも多く、イベントには40〜50代のコレクターも多く訪れる。

愛される3D化の秘訣は細部までこだわること、世界観を含め提案すること

セルロイド玩具に始まり、ソフトビニール人形、そしてぬいぐるみのOEMを長年手掛けてきたナカジマには2Dのイラストを3Dに起こす技術とノウハウがある。正面の絵を頼りに、横、後ろ姿まで想像して立体化していく。ぬいぐるみ作りに決められた教科書はない。独自のノウハウに基づいて素材の選定やお尻の膨らみなど細部までこだわり、命を吹き込む。

また、ナカジマが大切にしているのは世界観や背景を含めた提案。ブランディングが高まる総合的な提案に定評がある。ぬいぐるみだけでなく、ターゲット層に合った雑貨、文具の製作や売り場のディスプレイ提案も行う。そのため、トップブランドの人気キャラクターや大手企業のキャラクターグッズ展開でもナカジマを指名する呼び声は高い。

モノよりコト。ライフスタイルや体験を提供することで生活に寄り添う

1990年代、旅行先でピクルスの記念撮影をするブログが話題を呼び、ぬい撮り仲間の交流が盛んになったことからファンコミュニティが生まれ、現在のピクルス人気やグッズ展開へとつながった。今もイベント参加者の声やSNSでの反響を参考にすることは多く、「ぬいぐるみを通じてライフスタイルを提案し、お客さまの生活に寄り添う」ことを目指す姿勢は当時から変わらない。
2011年、東日本大震災をきっかけに始めた「無事かえる」というピクルスの防災グッズシリーズは、売上金の一部を宮城県石巻市の団体に寄付する活動を行っていたが、14回目となる2023年、ついに石巻市での展示イベントが実現した。イベントは大盛況で、その背景にはピクルスを通じて「石巻に行く」という体験を提供したいという思いがあったという。
50人規模の会社では継続的な社会貢献は難しいと思うかもしれない。「モノ」ではなく「コト」を売ることで社会にも良いことができれば、とナカジマコーポレーションは考えている。